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【2024/05/03 23:01 】 |
幕末エンターテイメント
983e847b.jpg 劇団ZAPPA公演『空~SORA2006』

今日は東京芸術劇場・小ホールに知り合いの出演する舞台を見に行って来ました。池袋演劇祭・優秀賞受賞作品だけあって作品としては面白かったです。
何だろ?何処かキャラメルボックスの芝居を彷彿とさせる。しかし、高いレベルとは言えないにしろキャラメルよりは構成の面で好きだ。私は殺陣師なのでどうしても気になる事が・・少し殺陣が甘かったかな? 関東流にスピード感を出したい、関西流に殺陣の美を表現したい、まぁどちらも形として表せれば問題は無いのだがそう上手くはいかない。その辺りが妙に間の抜けた演技に見えたのだろう。スピード感を重視すると、どうしても個々の技量の差が露呈されタイミングが合わない。刃触れのSEを入れている場合は目も当てられない・・アクションシーンが足を引っ張る結果になる。その反面、太刀回りの構成の美しさばかりに気を取られると、その場に臨場感とまではいかないにしろピンと張り詰めた空気を造る事が出来ず、芝居が全くの嘘に映ってしまう恐れがある。殺陣師も演出家なのである・・構成力の技術の高さもしかり、その感性によって芝居と殺陣の融合を図る。そのサジ加減が難しい・・故にこんな面白い職業は他になく、なかなか足を洗う事が出来ないでいるのもまた事実(苦笑)
あ~だこ~だ書いたが、最後に言いたい事は・・幕末物って生半可な気持ちで手を出すと火傷するという事なのである。この作品はそれを補うだけの作品の良さがあったのだと思います。
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【2006/09/15 20:28 】 | 演劇全般 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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